アライ=ヒロユキ プロフィール
1965年生まれ。美術・文化社会批評。美術、社会思想、サブカルチャーなどをフィールドに、雑誌、新聞、ポータルサイト、展覧会図録などに執筆。
美術評論家連盟/国際美術評論家連盟会員。
著作に、『検閲という空気 自由を奪うNG社会』(2018年、社会評論社)、『オタ文化からサブカルへ ナラティヴへ誘うキャラクター』(2015年、繊研新聞社)、『天皇アート論ーその美、“天”に通ず』(2014年、社会評論社)、『ニューイングランド紀行 アメリカ東部・共生の道』(2013年、繊研新聞社)、『宇宙戦艦ヤマトと70年代ニッポン』(2010年、社会評論社)。
共著に、『メディアの本分』(2017年、彩流社)、『アート・検閲、そして天皇』(2011年、社会評論社)、『エヴァンゲリオン深層解読ノート』(1997年、大和書房)。
各種学校、美術館などで講義/講演なども行う。
ミニコミ誌『彼方』主宰、5号まで発刊。ヨーゼフ・ボイスの自由国際大学・日本支部で幅広い現代美術・社会活動を経験。現在直接民主主義をテーマにしたパ
フォーマンスアート・プロジェクト「イセーゴリア(isegoria/平等な発言権、万人平等の発言権、言論の自由、機会の平等)」シリーズを展開、戦争
や在日外国人の参政権などを扱う。
◆雑誌・新聞・ポータルサイト等への主な執筆一覧
『週刊金曜日』(株式会社金曜日) 「萌えアートを斬る!」、展評[フセイン・チャラヤン展、米田知子展、モニカ・ソスノフスカ展、バーネット・ニューマン展、石子順造展、イ・ブル展、石川順惠展、イトー・ターリ公演]、針生一郎追悼文、ほか
『月刊社会民主』(社会民主党)連載「アートと公共性」(2011年9月号〜):Chim↑Pomとモダニズム、高山登と在日、超群島展とアーキテクチャの暴力性、太田三郎と時の複数性、ほか
『社会新報』(同上)音環境教育、仏オック語文化、カルロス・ヌニェス、金城実と中上健次、ほか
『月刊美術』(株式会社サン・アート) 連載「オークション情報」、
展評:ヴェネツィア・ビエンナーレ2015、アート・バーゼル2015、アート・バーゼル香港2013、ヨコハマトリエンナーレ2014「東日本大震災と美術」、ほか
『しんぶん赤旗』(日本共産党中央委員会) 展評:青山悟展、風間サチコ展、VOCA展、歌川国芳展、東京ファッションの現在展、ルオー展、荒木伸吾展、権鎮圭展、ほか
『ミュージック・マガジン』(株式会社ミュージック・マガジン)
展評:ザハ・ハディド展、藤本壮介展、書評:『私の愛、ナムジュン・パイク』(久保田成子)、ほか
『週刊読書人』(株式会社読書人) 書評:『ミケル・バルセロの世界』(小林康夫)、『ベン・シャーンを探して』(永田浩三)、ほか
『オルタナ』(株式会社オルタナ) 中之条ビエンナーレ、ミュージシャン・サカキ・マンゴー、東日本大震災復興支援プロジェクト展、「ここに、建築は、可能か」展、炭坑絵師 山本作兵衛展、高千穂・椎葉・米良の神楽展、福島サウンドスケープ、ほか
『昭和40年男』(株式会社クレタパブリッシング) 「1978年のSFブーム」「ヤマトとガンダムに育まれた俺たちの宇宙観」、ほか
『琉球新報』(琉球新報社) 展評:照屋勇賢(おばあさんはUSA、六本木クロッシング2010)、山城知佳子展、金城実展、豊永盛人展、ほか
『埼玉新聞』(埼玉新聞社) 展評:戸谷成雄展
『山梨日日新聞』(山梨日日新聞社) 展評:池田龍雄展
『東洋経済日報』(東洋経済日報社) 展評:コリアン・ディアスポラ展
『あいだ』(『あいだ』の会) 2010年168号「その美,"天"に通ず−天皇・美術表現の変遷史」
『インパクション』(インパクト出版会) 展評「YAKINIKUーアーティスト・アクション in 枝川」(2011年)、コラム1990〜94年に不定期執筆
『Corps』(コルプス) 2009年6号「ポスト前衛が生んだ、身体のエンタテインメント化」
『LR Returns』(つなぐNPO)
2007年13号「これでいいのか?今の画廊経営!」、2008年14号「植民地美術としての日本画」他
『千年紀文学』(千年紀文学の会) 2007年・71号「現代美術における、記憶の表現」
図録「パフォーマンスアート!」展(2000年、東京藝術大学大学美術館主催) 作家評論、英文解説
図録「我孫子国際野外美術展2010」講評
『ポップ・カルチャー・クリティーク』(青弓社)
1997年0号「『新世紀エヴァンゲリオン』のバランスシート」、1998年・2号「なぜ『少女』『革命』なのか〜『少女革命ウテナ』論」、1998年・3号「『カムイ伝』の『転向』」
『思想の科学』(思想の科学社) 1994年11月号「現代雑誌名鑑・不完全版」
他
◆キュレーション
プロジェクト主宰/キュレーター:文化地域起こし・千葉ウエストビレッジ文化祭2009/現代美術3人展(2009年)、千葉ウエストビレッジ文化祭2010/「梁塵秘聖〜エピファネイア〜 vol.1」展(2010年)
サブキュレーター:港町往来ワンダララ計画09・プレイベント「響き合う始まり」(横浜、2008年)
◆編集者としての主なキャリア
2000〜2007年まで、美術雑誌「Bien(美庵)」編集部(株式会社藝術出版社)に在籍。現代美術、サブカルチャー、社会思想、在日問題、ファッションを機軸にした特集を企画・編集(文章も一部担当)。
【企
画担当した主な特集】「韓国・北朝鮮・在日コリアンのアート」(Bien28号、2004年)、「戦争と美術表現」(Bien11号、2001年。読売新
聞で紹介)、「世界のアートシーンと日本作家」(Bien42号、2007年)、「新しい“日本”の表現」(Bien19号、2003年)、「きもので魅
せます、新しいモード」(Bien39号、2006年)、「接近遭遇するファッションとアート」(Bien6号、2000年)ほか
"The Artisans"コーナーで、現代に生きる伝統職人を多数取材
◆パフォーマンス活動一覧
「イセーゴリア2001.12.16 戦争と大義篇#1」「イセーゴリア2003.3.2 在日外国人篇#1」「イセーゴリア2004.3.28 在日外国人篇#2」「イセーゴリア2005.05.15北東アジアのスケネ(舞台)#1:東印度俘虜収容所」など
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